まるで目の前で美味しそうに食べているかのような
文章を読むのが好きだ。
写真の本は
関西で51年から68年まで発行されていた
食べ物の随筆、小冊子「あまカラ」
まだ見ぬこれからの未来へと期待がふくらむ文章が新鮮だ。
同時期、41年から71年に発行されていた
児童ざっし「きりん」も同じように関西発。
大阪弁のこどものことば、挿絵も装丁が
とてもリズミカルだ。薄くて見やすく読みやすい。
ブログを書く、打つのは本当に難しい。
日記とも違う感覚に未だ慣れない。
人のことばを借りれば
どんなに文が引き締まるだろう。
だれかの名言や写真を添えれば
たちまち、見やすさが倍増するだろう。
知性も垣間見えたような気になる。
だけど、それじゃ嘘ものじゃないか
という気持ちになる。
書くなら、自分のことばと
自分で撮った写真で
伝えるべきなんだろう。
なんの犠牲もない行為に
魅力は感じられない。
ことばを借りることは
自分の可能性に終止符をうつことになる。
かきだす行為はすごくおそろしい。
だけど、じぶんのことばを探さなければ
一生じぶんのことばなんて見つからないだろう。
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