2014年6月17日火曜日

探しもの




好きな画家は?と聞くのは愚問だろう。

本物を見れる機会が少ない中で

本当に好きになるなんて、難しい。


美術館以外にもアートは溢れてる。

作家だけが、良い絵を描けるとは限らない。



写真の絵は

NYで出会った

ホームレスのお爺さんが描いた絵だ。


俺を描いてくれと

葉巻をくわえてポーズをして

額に大きな傷があり

ゴッホみたいな顔をしていた。

これは違うと何度も描き直しを言われ

最終的にわたしの絵は

抗菌ジェルでグシャグシャになった。

その抗菌ジェルは

ケース本体に穴があけられ

紐を通して不衛生なものへと変化して

腰に携帯されていた。

お爺さんに紙を渡すと一心不乱に描きはじめて

描いた線をジェルでグシャグシャにした。


描いたあとも、お爺さんは興奮していてコーヒーを

地面にぶちまいて指でなぞり絵を描いて警察に注意されていた。


この絵をみると

お爺さんの頭の中に入ったような気分になって

胸騒ぎがする。

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