言葉は、なかなか生まれない。
声は話すためについてるんじゃなくて
自分のことを好きになってくれる人を
見つけるためについてるのかもしれない。
一日の中でなんども空間は訪れる。
素数みたいにバラバラになる一瞬を
ボールペンでかきおこして
虹色ペンで色をつければ
思い出が過去を飛び越えて
今になったりする。
二人でいると、笑ったりケンカしたりして
風邪になったら絶対うつったりして
なんでも分けあって日々を過ごす。
人と絶対にわかちあえないことも
わかりあえたりする。
そこに人の意見とか入り込める余地なんてない。
「あんたには友達はいないからね」
と母親によくいわれる。
友達ってなんだろうなと思う。
結局のところよく分からないけれど
カポーティの「クリスマスの思い出」に出てくる
少年と親友のお婆さんが
毎年きまって貯金を全部つかい
一度しかあったことのない人も会った事の無い人も含めて
友達だと思う人に手作りのアップルパイを送るストーリーに
答えがあるような気がする。
わたしだったら何をさしだすか、朝からずっと考えてる。
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