どこにあるか考えたら
やっぱり胸の中にあるココだった。
電車の中で出会ったマサムネという青年は
ドラッグでもしているかのような目つきで
鼻の上にたっぷりと汗をかいて
話かけてきた。
「なぁ、自分ら友達なん?」
胸に太陽のネックレスをしていた。
自分ケンカしたりするん?と彼に軽くジャブをくりだし
人間はココやでっと胸のあたりを握り拳で激しくドンドンと叩いた。
圧倒された。
なにがってココに。
ときどき難波の地下鉄で出会ったマサムネを思い出す。
数分で美しさいっぱいの思い出だ。
もう会えないかも知れないし、会えるかもしれない。
サムイ言葉が飛び交う世界で
マサムネの言葉はサムイはずなのに
マサムネが本気で言っていたから
全然サムくはなかった。
そこに気持ちがあったらなにをしても悪くない。
気持ちでぶつかれる人と今後も出会いたい。
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